まだまだゴールは先なのにペースが落ちてきて
「どうしよう」と焦ることってありませんか❓
そんな時に一時的なペースダウンを防ぎ、後半へ向けて体力を回復する方法を紹介します。
この記事で分かること
- 一時的なペースダウンを防ぐ方法
- 長い距離を走るための方法が分かる
- 走り方の引き出しが増える
長い距離を走るためにオススメの走り方なので是非実践してください
結論 ペースダウンを防ぐ方法
歩幅(ストライド)を狭くする
意識的にアゴを引く
パッと読むための目次
歩幅(ストライド)を狭くする
ペースが落ちてきたり、呼吸が苦しくなってきたときの対処法は、
「歩幅を狭くする」ことです。
ランニング用語では「ピッチ走法」といいます。
基本的にランニングのような長距離を走るときは、ピッチ走法ではなく、ストライド走法が適していますが、
ランニング中に
- ペースが落ちてきた
- 呼吸が苦しい
このような状況になったときは、
一時的にピッチ走法にすることで、ペースアップや呼吸の回復ができます。
なぜ一時的にピッチ走法にするかというと、
少ないエネルギーで走ることができるからです。
ピッチ走法のメリット
- 歩幅が小さいから体の上下動も小さい
- 地面に着地したときの衝撃が弱い
- 足の回転数が上がるので足が自然と前に出やすい
ということは今日からピッチ走法でランニングすればいいんだね
実は長い距離を走るにはピッチ走法は向いていないんだ
ピッチ走法のデメリット
- 足の回転数に合わせて腕振りも早くなるので心拍数があがりやすい
- 腕振りと足のピッチにずれが生じてランニングフォームが崩れやすい
ランニングのような長距離を走るには歩幅(ストライド)は大きいほうが適しているので、
常にピッチ走法で走るのではなく、
ランニング中のペースダウンへの対処法として使うようにしましょう。
ペースが落ちてきたらピッチ走法で乗り切ろう
ランニング中にペースダウンしそうになったら
ストライドを小さくしてピッチを上げる
これを忘れずに!!
意識的にアゴを引く
ランニングをしていて、誰しもが経験したことがあると思いますが、
疲れてくると自然とアゴが上がってきてしまいます。
ランニング中にアゴが上がると
- 推進力が生まれずスピードが上がらない
- 重心が後ろになりかかと着地になる
といった原因に繋がります。
意識的にアゴを引くためのポイント
- 走っている先の斜め下を見る(目安は10m先)
- 前傾姿勢をとる
アゴを引くためのポイント1つ目は
視線を下げることです。
自分のペースで走れているときは、視線は走っている先をしっかり見ていますが、
アゴが上がってくると、視線も上に上がってきてしまいます。
疲れているときに頑張ってアゴを下げようとしても、なかなかアゴは下がらないので、
そんなときは視線を落とすことで、アゴを下げます。
意識的に視線を下げてアゴが下がるようにしよう
アゴを引くためのポイント2つ目は
前傾姿勢をとることです。
アゴが上がると重心も後ろ重心になります。
そこで意識的に前傾姿勢をとることで、後ろになっていた重心を前にもってくることができます。
重心が前にくる→アゴが下がる→前に足がでる
結果的にペースダウンが防げる
この流れを走りながら作ります。
まとめ ペースダウンを防ぐ対処法
- 歩幅(ストライド)を狭くする
ピッチ走法に切り替えて回復を待つ
- 意識的にアゴを引く
視線を下げたり前傾姿勢をとりアゴを下げる