今回は5kmや10kmを
走れるようになりたいと考えている方に、
おすすめの練習法「LSD」を
紹介したいと思います。
私自身このLSDを週に1回取り入れることで、
3kmが限界だった距離が5km、10kmと
走れるようになりましたので、
まだ実践していない方は
今日からメニューに組み込んで
ランニングの距離を伸ばしていきましょう。
ランニングを始めて3km走れるようになったかた
5kmのタイムを更新したいかた
LSDとは
そもそもLSDとは何か?ですが、
「ロング・スロー・ディスタンス」を
略したもので、
「長い距離をゆっくり走る」
という意味になります。
初心者の方は、
長い距離を走る脚力が身に付いていないので、
初めから5km、10kmを
走ることが出来ません。
その為タイムを気にせず
長い距離をゆっくり走る
このLSDをやることで、
5km、10kmを
走る脚力を身に付けていきます。
LSDの効果とは
①長い距離を走る脚力が身に付く
私の経験ですが
ランニングを始めたての時は5km走ると、
途中で必ずふくらはぎ、アキレス腱、膝のどれか、
もしくは全部が痛くなりました。
後に分かったことですが、
痛くなる原因は
長い距離を走る脚力が
身に付いていなかったからでした。
このLSDは長い距離をゆっくり走ることで、
歩幅が狭くなり自然と歩数が増えます。
また地面への脚の接地時間が長くなり、
脚に体重が乗っている時間も増え、
長い距離を走り続けるための脚力作りに
最適のトレーニングになります。
②持久力の向上
LSDのような有酸素運動を行うと、
毛細血管が活発になります。
これにより酸素をたくさん含んだ血液を
循環させることが出来るため、
最大酸素摂取量と、持久力の向上が期待できます。
LSDのやり方
キロ6~7分ペースで
90分から120分を目安にと
一般的に言われますが、
これはフルマラソンやハーフマラソンに出る上級者向けです。
初心者の方は
スピードや距離を気にする必要はありません。
ですが次の2点は是非取り入れて下さい。
- ①60分走る
- ②最初から最後まで必ず一定のペースで走る
60分走る
3kmを走れるようになったかたは時間として、
ざっくりですが
20分は走れるようになった
ということだと思います。
20分走れるようになったかたが
次の目標を5kmに設定すると
40分ぐらい走ることになりますが、
自分の中でやや早いペースで40分走るには
実は40分以上走れる脚力が必要になります。
その為40分走る時より遅いペースで構いませんので、
LSDを60分やりましょう。
このLSDを60分やることで、
5kmを40分で走れる脚力が身に付きます。
最初から最後まで必ず一定のペースで走る
走り始めて10分から20分すると、
初めは重かった身体が軽くなり、
どうしてもペースを上げたくなってしまいます。
しかしあくまでLSDの目的は
速く走ることではなく、
長い時間を走ることなので、
たとえペースを上げられたとしても、
そこはグッと我慢をして
60分走り続けられるペースで走るようにしましょう。
まとめ 初心者におすすめ練習法LSD
- 長い距離を走る脚力が身に付く
- 持久力の向上
- 60分走る
- 最初から最後まで一定のペースで走る